Case study
外資系投資家が京都の数寄屋建築物(旧料亭)を購入、ブランディング戦略としてスモールラグジュアリーホテルリノベーション計画に着手。
ホテルオペレーターには地元老舗旅館経営者を、設計には町家等歴史的木造建築専門の事務所を投資家側にて選定。
ホテルプロジェクト経験者は不在の中、当社は技術的なアドバイス、運営に伴うOSE(運営会社調達備品等)の選定及びマネジメント業務のオファーを受け、主に、FFE図面のチェック、OSE全般のディレクション及び予算・納期管理含め推進。
某企業のホテル事業にて新ブランド構築を計画。
新ブランドのプロジェクトは、某企業において初めて取り組む分野であるため、ブランディング初期段階より相談を受け、ブランディングを構築するうえで必要なプロセスと協議内容のマネジメントを業務受託した。
具体的には、某企業内における事業の位置づけ・環境的背景を確認しながらブランド構築に必要なコンセプトの取りまとめを推進し、ターゲット層への訴求力を如何にあげていくかを戦略的にマネジメント。
オペレーション分野はアライアンス企業とコンテンツの整理から業務フロー構築を推進。
某不動産企業が運営を独立会社として設立。
独立会社は不動産業ではなく完全な運営企業として立ち上げるため、新たに組織を再構築する必要があった。
当社は某不動産企業より運営会社の組織的ブランディングの構築並びに社員の意識向上のための教育・研修を受託。具体的には、組織構築とともにブランディング・プロモーション支援を履行し、さらには、施設環境の維持管理の支援を全面的に履行。
ブランディング戦略は、施設マネジメントを推進する上で重要なファクター。施設空間をホテルブランドとしてヴィジュアルプレゼンテーションをキープし続けるためには、様々な観点からのマネジメントが要求される。時代と年月を経ていくと同時に目まぐるしく変わる環境的背景を鑑みながらブランディング構築に必要なインスペクションを推進することが肝要。ホテルに滞在されるお客様から視て求められる、不変な環境と不易流行のマネジメントはたいへん重要である。
これらを履行するため、黒子アドバイザーとして施設空間のブランディング戦略を推進サポート。
技術顧問の役割は、施設マネジメント上の日常的な安心・安全を担保できる環境造りの支援が中心となる。一方で、リノベーションにおける根拠や手法・投資額など判断の最適化を総合的に助言アドバイスも行う。
特にリノベーションは、場当たり的ではなく中長期目線で、且つ、目的がコマーシャル効果・維持メンテナンス・機能変更など多角的な判断を求められる。
各施設ごとに課題を解決するための黒子アドバイザーを推進。
プロポーザル支援の役割は、施設建築物のリノベーション・増築計画を施設の運営側面も加味した企画提案に繋げることである。
設計施工会社および設計事務所では、運営サイドの領域には及ばないゾーンが存在する。また、運営企業はプロポーザル時に与条件を上手く伝えきれない場面が多い。その際に、当社は双方の中間的なポジションにおいて理解促進を目的としたインタープリター(通訳者)として橋渡しを行い、成果物に理解が深まることが期待される役割を推進。
テクニカルアドバイザーの役割は、事業主オーダーの設計事務所がスパエリアの建築・意匠設計を行うプロセスにおいて、都度図面のチェックバックを履行。特にスパ専門のコンサルと同等のポジションにおいて運営目線からレイアウト・機能性・メンテナンスなど多角的にチェックしフィードバック。
意匠設計ではなく、運営となるとお客様のポジション・運用上の障害をしっかり解消しなければならない。開業時に支障をきたさないテクニカルマネジメントは非常に重要。
個人事業主オーダーの新築住宅計画において、プロジェクトマネジメントの役割はコンソーシアム立上から施工店選定支援を行いプロジェクトが滞りなく推進できることが主な役割。
企画段階で個人事業主の要望を鑑み、想定されていない様々なことを進言し、プロジェクトの進捗と共に総予算に対して必要不可欠なことと代替可能なことを整理し具体的に空間や機能にプロットできることを推進。施工店へは、個人事業主の要望と同時に設計事務所の意図する計画案をインタープリターし関係者間の齟齬が生じない役割を履行。